📊 【データの見方マスター!】平均・真ん中・一番人気で、情報整理の達人になろう!

中1_資料の活用

〜クラスのテストの点数から、隠れた秘密を見つけ出す!〜

こんにちは、Thumb up Cafe Blog へようこそ!

中学の数学では、「資料の活用(しりょうのかつよう)」という、たくさんの数字のデータ(資料)から、どんなことがわかるのかを見つけ出す面白い勉強をします。

今日のカフェでは、バラバラの数字の集まりを、パッと見てわかるように整理する**「度数分布表」や「ヒストグラム」、そしてデータの「真ん中」や「一番人気」**を見つける方法を、分かりやすい図や例を使ってマスターしましょう!


1. データの代表選手:平均・中央値・最頻値

たくさんの数字のデータがあるとき、そのデータ全体を** 1 つの数字**で表すことができたら便利ですよね?その代表となる 3 つの数字を覚えましょう。

【例】あるクラス 5 人のテストの点数:

50 点, 80 点, 60 点, 90 点, 80 点

🌟 代表選手 1:平均値(へいきんち) → 「みんなで仲良く分けたら?」

みんなが知っている「平均」と同じです。全部の数字を足して、データの個数で割ります。

計算式(50+80+60+90+80)÷5=72 (点)
イメージみんなの点数を集めて、公平に分け直した 1 人分の点数。

🌟 代表選手 2:中央値(ちゅうおうち) → 「真ん中の人は?」

データを小さい順に並べたとき、ちょうど真ん中にある数字のことです。

【計算の仕方】

  1. データを小さい順に並べる: 50, 60, 72, 80, 90 (※平均値は参考)
  2. 真ん中の数字を選ぶ: 50,60,80​,90,80 (順序が間違っていた場合)正しい並べ方: 50,60,80,80,90真ん中の数字は 80 (点)
特徴イメージ
偶数個のデータもしデータが 6 個だったら、真ん中の $2$ つの数字の平均が中央値になります。
イメージテストの点数を低い順に並べたとき、クラスで 3 番目の人の点数( 5 人の場合)。

🌟 代表選手 3:最頻値(さいひんち) → 「一番人気の点数は?」

データの中で、一番多く登場する数字のことです。「モード」とも呼ばれます。

計算の仕方50,80,60,90,80 の中で、 80 点が 2 回登場。 →80 (点)
イメージ一番多くの人が取った点数

2. データを整理する魔法の箱:度数分布表

バラバラの数字を、パッと見てわかりやすく整理するために使うのが「度数分布表(どすうぶんぷひょう)」です。

【考え方】

たくさんのテストの点数があったら、 1 点ずつ数えるのは大変ですよね?そこで、点数をいくつかの**グループ(階級)**に分けて数えます。

点数 (階級)人数 (度数)
40 点以上 50 点未満2 人
50 点以上 60 点未満5 人
60 点以上 70 点未満10 人
合計30 人
  • 階級(かいきゅう):点数を区切ったグループのこと(例: 40 点以上 50 点未満)。
  • 階級の幅(はば): 1 つの階級の広さ(例: 50 – 40 = 10 点)。
  • 度数(どすう):それぞれの階級に入っているデータの個数(人数)。

3. データの形を見るグラフ:ヒストグラム

度数分布表のデータを、棒グラフのように絵にしたものが「ヒストグラム」です。**「柱状グラフ(ちゅうじょうグラフ)」**とも呼ばれます。

【考え方】

度数分布表の「階級」を横軸に、「度数(人数)」を縦軸にして、棒グラフのように描きます。

特徴イメージ
棒がくっつく棒グラフと違って、棒同士がくっついています。これは、データが途切れていないことを表しています。
グラフの形を見ることで、点数が高い人が多いのか、低い人が多いのかなど、全体の傾向がひと目でわかります。

🌟 まとめと次のステップ

資料の活用は、世の中のニュースや情報(アンケート結果、天気予報など)を正しく理解するために、とても大切な分野です。

項目目的ポイント
代表値データを 1 つの数字で表す平均・中央・最頻の 3 つの求め方を覚える。
度数分布表バラバラのデータを整理する階級度数の意味を理解する。
ヒストグラムデータの全体像を見る棒がくっついている全体の形で傾向を読み取る。

この 3 つの基本をマスターして、情報整理の達人を目指しましょう!


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