🚀 【空間図形マスター!】立体パズルの組み立て方と秘密の場所!

中1_空間図形

〜 3 Dの世界へようこそ!柱と三角帽子の面積・体積計算〜

こんにちは、Thumb up Cafe Blog へようこそ!

中学の図形では、平面(ペラペラな紙)だけでなく、タテ・ヨコ・高さがある「空間図形(立体)」を習います。立体は、**「どれくらいの大きさ(体積)」と「どれくらいの紙で包めるか(表面積)」**を求めることが大事です。

今日のカフェでは、立体図形の超重要な 2 つの仲間と、立体ならではの**「ねじれの位置」**という考え方をマスターしましょう!


1. 立体の 2 大スター:柱体と錐体

立体図形は大きく分けて 2 つのグループに分けられます。

🌟 仲間 1:柱体(ちゅうたい) → 「まっすぐな箱」

底面が 2 つあり、その 2 つの底面が平行で、側面がまっすぐ(垂直)になっている立体です。

  • 例: 鉛筆の箱、トイレットペーパーの芯(円柱)、三角柱

💡 柱体の「体積」と「表面積」

求めるもの公式イメージ
体積 (V)(底面積) × (高さ)底面を積み重ねた「積層(せきそう)」のイメージです。
表面積 (S)(底面積 × 2) + (側面積)上と下のフタ 2 枚と、胴体部分の紙 1 枚(展開図)。

🌟 仲間 2:錐体(すいたい) → 「三角帽子」

底面が 1 つだけで、側面が 1 点(頂点)に集まっている、とがった立体です。

  • 例: 三角コーン(円錐)、ピラミッド(四角錐)、三角錐

💡 錐体の「体積」と「表面積」

求めるもの
公式
イメージ
体積 (V)(底面積) × (高さ) ×1/3同じ底面・高さの柱体のちょうど 3 分の 1 になります!なぜ 1/3 かは高校で学びます。
表面積 (S)(底面積) + (側面積)底面 1 枚と、胴体部分(側面積) 1 枚(展開図)。

2. 【超重要】円錐(えんすい)の側面積を求める裏ワザ

錐体の中で特に重要なのが、三角コーンの形をした円錐です。円錐の側面積(胴体部分の面積)を求めるには、展開図で現れる**「おうぎ形」**の面積を求めなければなりません。

㊙️ 円錐の側面積の求め方

円錐を広げたおうぎ形の面積は、次の 2 つの数字だけで簡単に求められます。

  1. 母線(ぼせん):おうぎ形の半径になる、円錐の斜めの線( g とする)。
  2. 底面の半径:円錐の底の円の半径( r とする)。

側面積 = π × 母線(g) × 底面の半径(r)


3. 立体ならではの発見:「ねじれの位置」

立体図形には、平面図形にはない特別な位置関係があります。それが「ねじれの位置」です。

【定義】

空間の中で、

  1. 交わらない
  2. 平行でもない2 つの直線の関係のこと。

💡 ねじれの位置のイメージ

教室の**「天井の 1 本の線」と「床の 1 本の線」**で考えてみましょう。

  • 交わる例: 天井の 2 本の線は、角で交わります。 → ねじれの位置ではない
  • 平行な例: 天井の線と、床のその真下にある線は平行です。 → ねじれの位置ではない
  • ねじれの位置の例:
    • 天井の右奥の線と、床の手前の線(自分に近い線)
    • これらは、平行でもないし、どこまで伸ばしても交わりません。これが「ねじれの位置」です!

ねじれの位置は、** 3 次元( 3 D)の立体の中でしか成り立たない、特別な関係**だと覚えておきましょう。


🌟 まとめと次のステップ

空間図形は、**「展開図」**を頭の中で想像できるようになれば 9 割は解けます。そして、公式の 1/3 とねじれの位置は、確実に押さえておきましょう。

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