こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!
これまで、主語(I, You, Heなど)から始まる「〜です」「〜します」という文(平叙文)を主に学んできました。今回学ぶ**「命令文(めいれいぶん)」**は、誰かに「〜しなさい」「〜してね」と指示や依頼、提案をするときに使う、特別な形の文です!
命令文は、私たちが日常的に使う「〜して!」という短い言葉に潜んでいます。この文の形は非常にシンプルで、覚えるべきルールも少ないのが特徴です。
今回は、命令文の基本的な作り方、そして「〜しないで」という禁止の表現まで、しっかりマスターして、英語でのコミュニケーション能力を一気に高めましょう!
1. 🔑 命令文とは何か?(文の主役が隠れている!)
1-1. 命令文の役割:指示・依頼・提案をする
命令文の役割は、相手に何か行動を促すことです。命令だけでなく、丁寧な依頼や、皆で何かをするときの提案にも使われます。
- 命令: Stop the car! (車を止めろ!)
- 依頼: Please open the door. (ドアを開けてください。)
- 提案: Let’s go shopping. (買い物に行きましょう。)
1-2. 🚨 命令文の最大の特徴:主語(You)が隠れている!
通常の文は「主語 + 動詞」で始まりますが、命令文は主語がありません。
なぜなら、命令文は**目の前の「あなた(You)」**に対して指示を出していることが分かりきっているため、主語の You が省略されるというルールがあるからです。
You+動詞の元の形(原形)+その他の言葉
2. 📝 命令文の基本形:動詞の原形からスタート!
2-1. 肯定の命令文:「〜しなさい」
命令文を作るルールは非常にシンプルです。
動詞の元の形(原形)+その他の言葉
【例文】
- Study English. (英語を勉強しなさい。)
- Open your books. (あなたの本を開けなさい。)
- Listen to me. (私に聞きなさい。)
2-2. be動詞を使った命令文:「〜の状態になりなさい」
be動詞も命令文で使われます。be動詞の原形は be なので、be から文を始めます。
be動詞の命令文は「〜の状態になりなさい」という意味になります。
- Be quiet. (静かにしなさい。) → Quiet(静かな)という状態になれ
- Be careful. (注意しなさい。) → Careful(注意深い)という状態になれ
2-3. 丁寧な命令文:「〜してください」
命令文を少し丁寧にして「〜してください」と依頼したいときは、文の先頭か最後に Please をつけるだけです。
- Please sit down. (座ってください。)
- Open the window, please. (窓を開けてください。)
3. 🔎 命令文の3つの形:否定・提案
3-1. 否定の命令文:「〜するな!」(禁止)
何かを禁止したり、「〜しないでください」と伝えたりするときは、文の一番前に Don’t を置くだけです。
Don’t+動詞の元の形(原形)+その他の言葉
- Don’t touch it. (それに触るな。)
- Don’t be late. (遅刻しないでください。) → be 動詞の命令文も Don’t の後ろでは原形の be を使います。
3-2. 提案の命令文:「〜しようよ!」
皆で何かを一緒にしようと提案するときは、文の一番前に Let’s を置きます。
Let’s+動詞の元の形(原形)+その他の言葉
- Let’s go home. (家に帰りましょう。)
- Let’s study English. (英語を勉強しましょう。)
- Let’s not play soccer. (サッカーをするのはやめましょう。) → 否定は Let’s not で表します。
4. 💡 命令文と文型
これまでに学んだ「文型」の視点で見ると、命令文は主に以下の文型で成り立っています。
| 命令文 | 文型 | 省略されているもの | 例文 |
|---|---|---|---|
| 自動詞 | S | 主語 (You) | Stop! |
| 他動詞 | S | 主語 (You) | Read the book. (O は the book) |
| be動詞 | S | 主語 (You) | Be quiet. (C は quiet) |
命令文は、主語が省略されているだけで、その後の動詞や目的語(O)、補語(C)の並びは、これまでに学んだ文型に従っていることがわかりますね!
🎯 Thumb up Cafe のオンライン個別指導で命令文を完璧に!
命令文は簡単ですが、TPO(時・場所・場合)に応じて Please をつけるか、Let’s で提案にするか、を使い分ける感覚が重要です。
🚀 文法はわかっても、英語で誰かに何かを頼むのが苦手な方へ
Thumb up Cafe のオンライン個別指導では、
- 命令文、依頼、提案のパターンを、様々な具体的なシチュエーションに合わせて使い分ける口頭練習
- Don’t を使った禁止の表現を、優しく、しかし確実に伝える練習
- Please の位置(文頭か文末か)によるニュアンスの違いの理解
などを 1 対 1 で徹底指導し、適切な英語で自信を持って指示や依頼ができる力を育てます。
「命令文を言うとき、いつも失礼になっていないか心配…」という方は、ぜひ一度、Thumb up Cafe にご相談ください!


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