🍎 【中1英語の基礎】名詞の複数形マスター講座!「数える」と「数えない」のルール✨

中1_④名詞の複数形

こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!

前回までは、文の主役となる「動詞(be動詞、一般動詞)」や、主語をワープさせる「人称代名詞」について学びました。今回注目するのは、物や人の名前を表す**「名詞(めいし)」**です。

日本語では、りんごが1つでも10個でも「りんご」という言葉は変わりません。しかし、英語では**「1つ(単数)」「2つ以上(複数)」**をハッキリと区別しなければなりません。

これが、中1英語で初めて出会う大切なルール、**「名詞の複数形」**です。このルールをしっかりマスターして、英語の表現力を一気に広げましょう!


1. 🔑 英語の名詞の分類:「数えられる」か「数えられない」か

英語の名詞は、まず大きく2種類に分けられます。この区別が、複数形を作るかどうかの判断基準になります。

1-1. 数えられる名詞 (可算名詞、Countable Nouns) 🍎

形や輪郭がハッキリしていて、一つ、二つ、と数えられる名詞です。

  • 例: pen (ペン), apple (りんご), student (生徒), house (家)

これらの名詞には、**「単数(1つ)」「複数(2つ以上)」**の形があります。

1-2. 数えられない名詞 (不可算名詞、Uncountable Nouns) 💧

形がはっきりしない、または数えること自体に意味がない名詞です。

  • 液体・物質: water (水), air (空気), milk (牛乳)
  • 抽象的なもの: music (音楽), peace (平和), information (情報)
  • 素材: paper (紙), wood (木材), money (お金 ※紙幣や硬貨は数えられる)

これらの名詞は、原則として複数形にしません(-sをつけません)。


2. 📝 数えられる名詞の複数形ルール

数えられる名詞が「2つ以上」になるとき、基本的には名詞の最後に -s をつけます。

2-1. 基本のルール: -s をつける

ほとんどの名詞は、単語の最後に -s をつけるだけで複数形になります。

単数 (1つ)複数 (2つ以上)
a cattwo cats
a bookmany books
a flowersome flowers

2-2. 特殊な複数形のルール( -es をつける場合など)

単語の最後の文字によっては、-sではなく、-es をつけたり、形を大きく変えたりする必要があります。

① -s, -x, -ch, -sh, -o で終わるときは -es

名詞の最後が s, x, ch, sh, o の音で終わる場合、-sだけだと発音しにくいため、間に e を入れて -es をつけます。

終わりの文字単数複数 (−es)
-sa bustwo buses
-xa boxthree boxes
-cha watchfive watches
-sha dishsome dishes
-oa tomatotwo tomatoes

💡 例外: photo (写真), piano (ピアノ) などは、-s だけをつけます (photos, pianos)。

② 「子音字+y」で終わるときは y → ies

名詞の最後が y で終わっていて、その直前の文字が **a, i, u, e, o 以外の文字(子音字)**だった場合、yi に変えて -es をつけます。

終わりの文字単数複数 (y→ies)
子音字+ya babytwo babies
子音字+ya citymany cities

💡 注意: day のように a, i, u, e, o (母音字) の直後に y がある場合は、そのまま -s をつけます (days)。

2-3. 覚えるしかない!不規則な複数形

上記のルールに当てはまらず、単語の形が大きく変わってしまう、不規則な複数形もあります。これらは数が少ないので、一つ一つ暗記しましょう。

単数複数
a man (男性)two men
a woman (女性)two women
a child (子ども)many children
a foot (足)two feet
a tooth (歯)two teeth

💡 形が変わらないもの: a deer (シカ) → two deera fish (魚) → two fish など、単数も複数も同じ形の名詞もあります。


3. 💧 数えられない名詞の取り扱い

数えられない名詞は、その性質上、**「複数形にならない」**という大きなルールがあります。

3-1. 絶対に -s はつけない

  • waters (水たち)
  • informations (情報たち)
  • ⭕️ water, information

3-2. 数えるときは「容器」や「単位」を使う

数えられない名詞を数えたいときは、それを入れる**「容器」「単位」を使って数えます。そして、その容器や単位の方を複数形**にします。

数えられない名詞数え方複数形にした例
water (水)a glass of watertwo glasses of water
paper (紙)a sheet of paperthree sheets of paper
coffee (コーヒー)a cup of coffeefive cups of coffee

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名詞の複数形は「ただ -s をつけるだけ」ではありません。-es のルールや不規則変化、そして何より**「数えられるか、数えられないか」**の判断が、後の学習(a/an のつけ方、much/many の使い分けなど)に大きく響きます。

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