こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!
前回は、過去形(例: I played soccer.)を学び、**「過去に終わった事実」**を伝えることができるようになりましたね。
今回学ぶ**「過去進行形(かこしんこうけい)」は、これとよく似ていますが、少し違います。それは、「過去の特定の時点(あの時)に、動作がちょうど続いている最中だった」という「過去の臨場感」**を伝えるための文の形です!
現在進行形と過去形、この二つの知識を組み合わせるだけで、過去の出来事をもっと細かく、いきいきと表現できるようになります。その仕組みと使い方を、しっかりマスターしましょう!
1. 🔑 過去進行形とは何か?(過去の動作中の実況中継)
1-1. 過去進行形の役割:過去の一時点での動作
過去進行形は、以下の2つの状況を表します。
- 「過去の特定の時点(例:昨日午後3時)に、動作が続いている最中だった」
- 「ある過去の出来事(例:電話が鳴った)の裏で、別の動作が続いていた」
最も大切なのは、**「過去のある瞬間に、その動作が中断されずに進行中だった」**というイメージです。
1-2. 過去進行形の基本構造:be動詞の過去形 + -ing 形!
過去進行形は、中1で学んだ**「現在進行形」の be動詞 を、中2で学んだ「過去形」**に変えるだけで作れます。
主語 + be動詞の過去形 (was/were) + 動詞の-ing 形 + その他の言葉
- 例: I was playing soccer at 5 p.m. yesterday. (私は昨日午後5時に、サッカーをしている最中でした。)
💡 現在進行形との違い
現在進行形 → (is/am/are) → 「今、している最中」
過去進行形 → (was/were) → 「過去に、していた最中」
2. 📝 過去進行形の3つの形:肯定・否定・疑問
過去進行形は、be動詞の過去形(was/were)を使っているため、その文の形(否定文・疑問文)は、すべてbe動詞のルールに従います。
2-1. 肯定文(基本形)
主語 + was/were + 動詞の-ing 形
- He was sleeping when I came home. (私が帰宅したとき、彼は寝ている最中でした。)
- They were talking about the new teacher. (彼らは新しい先生について話していました。)
2-2. 否定文:「〜していませんでした」
be動詞のルールと同じく、was/were のすぐ後ろに not を入れます。
主語 + was/were + not + 動詞の-ing 形
- She was not (wasn’t) reading a book then. (彼女はそのとき、本を読んでいませんでした。)
- We were not (weren’t) having dinner. (私たちは夕食をとっていませんでした。)
2-3. 疑問文:「〜していましたか?」
be動詞のルールと同じく、was/were を主語の前に移動させます。
Was/Were + 主語 + 動詞の-ing 形 ?
- Was he crying? (彼は泣いていましたか?)
- Were you studying English at 9 p.m.? (夜9時に英語を勉強していましたか?)
🔑 疑問文の答え方(Yes/No)
be動詞の文なので、答えも be動詞の過去形を使います。
- Yes, I was. / No, I wasn’t.
- Yes, they were. / No, they weren’t.
3. 🔎 過去形との違い:「途中」か「完了」か
過去進行形と、一般的な過去形(例: He ate.)は、どちらも過去の話ですが、ニュアンスが大きく違います。
| 時制 | ニュアンス | 動作 |
|---|---|---|
| 過去形 | 過去に動作が****完了 した | I ate dinner at 7. (7時に夕食を食べ終えた。) |
| 過去進行形 | 過去のある時点で****動作の途中 だった | I was eating dinner at 7. (7時に夕食を食べている最中だった。) |
3-1. 過去進行形が活躍する瞬間:同時進行と割込み
過去進行形は、**「When(〜のとき)」や「While(〜している間に)」**といった言葉と一緒に使われると、臨場感を出すことができます。
- 同時進行: I was cooking while my sister was watching TV. (妹がテレビを見ている間、私は料理をしていました。)
- 動作の割込み: I was studying when the phone rang. (電話が鳴ったとき、私は勉強している最中でした。)
- → 勉強(進行中)
- → 電話(瞬間的な割込み)
4. 💡 復習:-ing 形の作り方と例外
現在進行形と同じく、状態動詞(know, like, have など)は、過去進行形にはできません。
- ❌ I was knowing him.
- ⭕️ I knew him. (私は彼を知っていました。)
🎯 Thumb up Cafe のオンライン個別指導で過去進行形を完璧に!
過去進行形は、過去形、現在進行形の知識を総動員して作るため、Was/Were の使い分けや、-ing 形の作り方など、ミスが出やすいところです。
🚀 文法はわかっても、過去の出来事をいきいきと話せない方へ
Thumb up Cafe のオンライン個別指導では、
- 過去の特定の時間を設定し、「その時あなたは何をしていた?」と質問する口頭シミュレーション練習
- Was/Were と -ing の組み合わせミスを徹底的に直す反復練習
- when や while を使って、過去進行形と過去形を組み合わせる作文トレーニング
などを 1 対 1 で徹底指導し、過去の出来事を臨場感たっぷりに話せる力を育てます。
「wasとwereの区別がいつもあやふや…」という方は、ぜひ一度、Thumb up Cafe にご相談ください!

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