💡 【中2英語の七変化】不定詞マスター講座! to + 動詞の原形で3つの役割をこなす魔法✨

中2_⑤不定詞

こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!

前回は「助動詞」を学び、動詞に「〜できる」「〜すべき」といった意味を付け足す方法を知りましたね。今回学ぶ**「不定詞(ふていし)」は、動詞の前に to をつけるだけで、名詞・副詞・形容詞という全く違う3つの役割をこなす、まさに英語の「七変化」**です!

不定詞をマスターすると、**「〜すること」「〜するために」「〜すべき」**といった複雑な表現ができるようになり、あなたの英語の幅が格段に広がります。

今回は、不定詞の基本的な形と、3つの重要な使い方をしっかりマスターしましょう!


1. 🔑 不定詞とは何か?(動詞を自由にする魔法)

1-1. 不定詞の形は to+ 動詞の原形

不定詞は、to の後ろに**動詞の元の形(原形)**を置いたセットのことです。

to+動詞の原形

  • : to play, to read, to study

1-2. 不定詞の役割:「定まらない」から自由!

不定詞の「不定」とは、「動詞の役割に定まっていない」という意味です。つまり、動詞としてではなく、文の中で名詞、副詞、形容詞という3つの全く異なる役割を自由にこなすことができます。

この3つの役割を、**「名詞的用法」「副詞的用法」「形容詞的用法」**と呼びます。


2. 📝 不定詞の3つの用法(役割)

2-1. 名詞的用法:「〜すること」

文の中で**「名詞」と同じ役割を果たします。名詞は、文の主語(S)目的語(O)**になれるので、不定詞も同じことができます。

  • 意味: 「〜すること」
  • 役割: 主語、目的語
  • 例文:
    • To study English is fun. (英語を勉強することは楽しい。) → 主語
    • I like to play soccer. (私はサッカーをすることが好きだ。) → 目的語

💡 ポイント: 名詞的用法は、動詞の目的語になるとき、後に学習する**動名詞(-ing)**に書き換えられる場合があります。(例: I like playing soccer.

2-2. 副詞的用法:「〜するために」「〜して」

文の中で**「副詞」**と同じ役割を果たします。副詞は、動詞や形容詞を修飾したり、文全体に意味を付け加えたりします。

  • 意味: **「〜するために」(目的)**が最も重要
  • 役割: 動詞の修飾、文全体の修飾
  • 例文:
    • I went to the library to study. (私は勉強するために図書館へ行った。) → 動詞 went の目的を説明
    • I am happy to see you. (あなたに会えて嬉しい。) → happy(嬉しい)という理由を説明

2-3. 形容詞的用法:「〜するための」「〜すべき」

文の中で**「形容詞」**と同じ役割を果たします。形容詞は、**名詞を修飾(説明)**します。

  • 意味: 「〜するための」「〜すべき」
  • 役割: 名詞の修飾
  • 例文:
    • I have a lot of homework to do. (私にはすべき宿題がたくさんある。) → homework(宿題)を修飾
    • She wants something to drink. (彼女は飲むための何かを欲しがっている。) → something(何か)を修飾

💡 ポイント: 形容詞的用法は、名詞の「後ろ」から修飾します。これは、a beautiful flower のように「形容詞+名詞」となる通常の形容詞とは違う、不定詞の特徴です。


3. 🔎 テスト対策!間違えやすいポイント

3-1. to の見分け方:不定詞の to か、前置詞の to か?

英語には、「前置詞の to」(例: go to school の to)と「不定詞の to」(to + 動詞の原形)の2種類の to があります。

種類意味例文
不定詞to + 動詞の原形3つの用法(〜すること、など)I want to swim.
前置詞to + 名詞/代名詞〜へ、〜に(方向・到達点)I go to school.

見分け方:

  • to の後ろが「動詞の原形」なら不定詞
  • to の後ろが「名詞」なら前置詞

3-2. 不定詞を目的語にとる動詞

動詞によっては、後ろに続く不定詞(名詞的用法)しか目的語に取れないものがあります。特に重要なのは以下の動詞です。

  • want to → 〜したい
  • hope to → 〜することを望む
  • decide to → 〜することを決める
  • plan to → 〜する予定を立てる

3-3. 形容詞的用法:前置詞が必要な場合

修飾する名詞と不定詞の関係で、最後に前置詞が必要になる場合があります。

  • I want a chair to sit on. (座るための椅子が欲しい。)
    • sit の動作(座る)は、椅子(chair)の上に行うので、on が必要。
  • I need a pen to write with. (書くためのペンが必要だ。)
    • → ペン(pen)は、write の動作を伴って行うので、with が必要。

4. 🎯 Thumb up Cafe のオンライン個別指導で不定詞を完璧に!

不定詞は、3つの用法を混乱せずに使い分けること、そして to の見分け方が重要です。

🚀 文法はわかっても、どの用法で訳せばいいか迷ってしまう方へ

Thumb up Cafe のオンライン個別指導では、

  • 「名詞的」「副詞的」「形容詞的」の3つの用法を、色分けや図を使って視覚的に理解するトレーニング
  • 動詞の目的語になっているか、名詞を修飾しているか、理由を説明しているかを、文の構造から判断する練習
  • want to, hope to など、不定詞を必ず使う動詞の瞬間英作文練習

などを 1 対 1 で徹底指導し、不定詞を使いこなして表現力を高める力を育てます。

「一つの to で3つの意味があって混乱する…」という方は、ぜひ一度、Thumb up Cafe にご相談ください!

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