マイナビ転職調査2024:転職市場の最新トレンドの概要

人事関連ニュース

2024年も終わりに差し掛かり、マイナビが最新の転職市場調査を発表しました。この調査結果をもとに、現時点での転職市場の状況や今後のトレンドについて概要をまとめましたので、今後の活動のご参考にどうぞ。
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企業の動向

2024年11月の企業の中途採用活動実施率は全体で39.8%となり、前月比で1.9ポイント減少し、前年同月比でも0.2ポイントの減少が見られました。この減少傾向は2023年から続いており、調査開始以降でほぼ横ばいとなっています。業種別では「IT・通信・インターネット」が52.9%、「医療・福祉・介護」が50.0%と高い中途採用実施率を示しています。

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個人の動向

一方、個人の転職活動実施率は、2024年11月には全体で3.6%となり、前月比で0.3ポイント増加しましたが、前年同月比では0.6ポイント減少しました。転職活動実施率を年代別で見ると、20代が最も高く5.0%、次いで30代が4.4%でした。

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月次トピック【リモートワークについて】

リモートワークについては、企業の約半数(46.9%)が実施しており、従業員規模が大きい企業ほど実施率が高い傾向にあります。リモートワークの主な理由は「従業員のワークライフバランスの改善」や「DX推進による業務効率化」です。正社員の36.5%がリモートワークを実施しており、特に20代の46.1%がリモートワークを実施していると回答しています。

また、リモートワークを行うことで「個人業務の進めやすさ」が向上する一方で、「部下のマネジメント」や「部下とのコミュニケーション」が難しくなるといった課題も見受けられました。

【企業向け調査】

【個人向け調査】

このように、労働市場は急速に変化しています。特にIT・テクノロジー分野や医療・福祉分野での求人が増加しており、これらの分野でのスキルを持つ求職者が高く評価されています。企業もまた、柔軟な働き方を推進し、従業員のスキルアップを支援するプログラムを導入するなど、採用戦略を見直しています。

今後の転職市場では、自分のスキルを磨き、柔軟な働き方に対応できることが重要です。転職を考えている方は、これらのトレンドを押さえながら、自分に合ったキャリアアップの機会を見逃さないようにしましょう。

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