こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!
これまで、私たちは「主語が動作をする」という**「能動態(のうどうたい)」**の文を中心に学んできましたね。(例: I cleaned the room.)
今回学ぶ**「受動態(じゅどうたい)」(または「受け身」)**は、その視点を180度変えます。つまり、「動作をされる側(物や人)」を主語にして、「〜は…によってされた/された状態にある」と表現する文の形です。
- 能動態: Ken broke the window. (ケンが窓を割った。)
- 受動態: The window was broken by Ken. (窓はケンによって割られた。)
受動態をマスターすると、**「誰がしたか」よりも「何が起こったか」**に焦点を当てた、より客観的な表現ができるようになります。この基本と、be動詞 + 過去分詞 の構造をしっかり学びましょう!
1. 🔑 受動態とは何か?(視点の切り替え)
1-1. 受動態の役割:「動作をされる側」を主語にする
受動態は、動作の対象(目的語)を文の主語に移動させ、その主語が**動作を「受けた」**ことを表現します。
- 能動態: 主語(動作をする人)が目的語(動作の対象)を → 動詞
- 受動態: 主語(動作の対象)が ← 動詞 を動作主(動作をする人)から
1-2. 🚨 受動態の基本構造: be 動詞 + 過去分詞!
受動態の文は、be動詞と過去分詞というたった2つの要素で成り立っています。
主語(動作の対象)+be動詞+過去分詞+(by+動作主)
- be動詞: 時制(現在、過去、未来など)と主語の数(単数、複数)に合わせて形を変えます。
- 過去分詞: 動詞の「第三の変化形」です。(例: see → seen, make → made)
- by + 動作主: 「〜によって」誰が動作を行ったかを示します。誰がしたか重要でない場合や、不明な場合は省略できます。
2. 📝 受動態が作れる動詞(他動詞)と作れない動詞(自動詞)
すべての動詞が受動態になれるわけではありません。ここで、自動詞と他動詞という概念を簡単に理解しましょう。
2-1. 受動態が作れる動詞:他動詞 (Transitive Verb)
- 他動詞とは、「〜を」という目的語を必要とする動詞です。(例: make a cake., clean the room.)
- 目的語がないと意味が通じないため、この目的語を主語にして、受動態を作ることができます。
2-2. 受動態が作れない動詞:自動詞 (Intransitive Verb)
- 自動詞とは、目的語を必要としない動詞です。(例: I sleep., She runs.)
- 目的語がないため、受動態の主語にできるものがありません。よって、自動詞は受動態になりません。
3. 🔎 受動態の文の形(時制による変化)
受動態の文の形(否定文・疑問文)は、be動詞を使っているため、すべて be動詞のルールに従います。
3-1. 現在の受動態:「〜される/されている」
be動詞を is, am, are にします。(主語の数と be動詞の形を合わせましょう)
- 肯定文: This song is loved by many people. (この歌は多くの人によって愛されています。)
- 否定文: The gate is not (isn’t) opened. (その門は開けられていません。)
- 疑問文: Are these letters written in English? (これらの手紙は英語で書かれていますか?)
3-2. 過去の受動態:「〜された」
be動詞を was, were にします。
- 肯定文: The building was built ten years ago. (その建物は10年前に建てられました。)
- 否定文: We were not (weren’t) invited to the party. (私たちはパーティーに招待されませんでした。)
- 疑問文: Was the novel written by him? (その小説は彼によって書かれましたか?)
3-3. 未来の受動態:「〜されるだろう」
助動詞 will を使い、**will の後ろは動詞の原形(be)**にします。
will+be+過去分詞
- The new book will be published next month. (その新しい本は来月出版されるだろう。)
4. 🚨 テスト対策!受動態の重要ポイント
4-1. 動作主を省略するケース
動作主(by …)は、以下の場合は通常省略されます。
- 誰がしたか明らかでない、または重要ではないとき。
- English is spoken in Australia. (英語はオーストラリアで話されています。) → by people は不要。
- 動作主が people, someone, everyone など、不特定の人のとき。
4-2. by 以外の前置詞を使う受動態
動作主を示す by 以外に、動詞とセットで別の前置詞を使う重要な表現があります。これらは熟語として暗記しましょう。
| 受動態の熟語 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| be known to | 〜に知られている | He is known to everyone. |
| be covered with | 〜に覆われている | The mountain is covered with snow. |
| be surprised at | 〜に驚く | I was surprised at the news. |
| be interested in | 〜に興味がある | She is interested in Japanese culture. |
| be filled with | 〜で満たされている | The bottle is filled with water. |
| be made of | 〜で作られている(材料) | This desk is made of wood. |
| be made from | 〜から作られている(原料) | Paper is made from wood. |
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受動態は、過去分詞の正確な形と、be動詞の時制・数を合わせる複雑な判断が求められるため、ミスが多発しやすい分野です。
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