こんにちは、Thumb up Cafe Blogへようこそ!
これまで、私たちは「形容詞」が名詞を説明する役割を持つことを学びましたね。(例: a beautiful flower)今回学ぶ**「分詞(Participle)の形容詞的用法」は、動詞の形を変化させて、その形容詞と同じように名詞を修飾する**ための、非常に便利なテクニックです!
分詞には、**「現在分詞(-ing)」と「過去分詞(P.P.)」の2種類があり、それぞれ「〜している」「〜される」**という異なる意味合いで名詞を説明します。
- 例(現在分詞): a sleeping baby (眠っている赤ちゃん)
- 例(過去分詞): a broken window (割られた窓)
この文法をマスターすれば、あなたの英語表現はさらに詳細で豊かなものになります。基本ルールと、2種類の分詞による修飾方法をしっかり学びましょう!
1. 🔑 分詞の形容詞的用法とは何か?
1-1. 分詞の役割:動詞を形容詞に変える
分詞とは、動詞を変化させて、**形容詞(名詞を修飾する言葉)**と同じ役割を持たせた言葉のことです。
動詞が変化することで、**「動作」や「状態」**の意味を含んだ複雑な説明を名詞に加えることができます。
1-2. 2種類の分詞とその意味
| 分詞の種類 | 形 | 意味(ニュアンス) |
|---|---|---|
| 現在分詞 | 動詞の -ing 形 | 〜している(能動・進行中) |
| 過去分詞 | 動詞の P.P. 形 | 〜される/された(受動・完了) |
2. 📝 分詞による名詞の修飾方法
分詞が名詞を修飾するときは、**「どれくらいの長さで説明するか」**によって、置く場所が変わります。
2-1. 1語で修飾する場合:名詞の前から
修飾する分詞が単独の1語である場合は、通常の形容詞と同じく、名詞の前に置きます。
分詞 + 名詞
- 現在分詞: Look at the running boy. (走っている男の子を見て。)
- 過去分詞: This is a known fact. (これは知られている事実です。)
2-2. 2語以上で修飾する場合:名詞の後ろから
分詞に**他の語句(句)**が加わり、2語以上で名詞を修飾する場合は、名詞の後ろに置きます。(関係代名詞に似た「後置修飾」の形です。)
名詞 + 分詞句
- 現在分詞: The woman standing by the door is my teacher.
- → ドアのそばに立っている女性は私の先生です。
- 過去分詞: The language spoken in Brazil is Portuguese.
- → ブラジルで話されている言語はポルトガル語です。
3. 🔎 2つの分詞の使い分け(テストの最重要ポイント)
名詞を修飾する際、**現在分詞(-ing)**を使うか、過去分詞(P.P.)を使うかは、「修飾される名詞」と「動作」の関係によって決まります。
3-1. 現在分詞(-ing)の選択:能動的な動作
修飾される名詞が**「動作を自ら行っている(能動)」ときや、「その動作が進行している」**ときに使います。
| 名詞と動作の関係 | 分詞 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 名詞が動作をする | -ing | a crying baby | 泣いている赤ちゃん |
| 名詞が動作をする | -ing | the exciting game | 興奮させるゲーム |
3-2. 過去分詞(P.P.)の選択:受動的な動作
修飾される名詞が**「動作を他のものから受けている(受動)」ときや、「その動作が完了している」**ときに使います。
| 名詞と動作の関係 | 分詞 | 例文 | 意味 |
|---|---|---|---|
| 名詞が動作を受ける | P.P. | a broken window | 割られた窓 |
| 名詞が動作を受ける | P.P. | the excited crowd | 興奮させられた群衆 |
💡 感情を表す動詞に注意:
- exciting (興奮させる) → 興奮させるような映画
- excited (興奮させられる) → 興奮している人
4. 🚨 受験・テスト対策:分詞と関係代名詞の書き換え
2語以上で名詞を修飾する分詞句は、関係代名詞とbe動詞を使って書き換えることができます。この**「省略」**の概念が、テストでよく問われます。
4-1. 現在分詞(能動)の書き換え
- 分詞句: The boy running in the park is Ken.
- 関係代名詞: The boy who is running in the park is Ken.
💡 ルール: 関係代名詞 + be動詞(who is など)は、セットで省略されると**現在分詞(-ing)**が残ります。
4-2. 過去分詞(受動)の書き換え
- 分詞句: The car made in Japan is cheap.
- 関係代名詞: The car which was made in Japan is cheap.
💡 ルール: 関係代名詞 + be動詞(which was など)は、セットで省略されると**過去分詞(P.P.)**が残ります。
5. 🎯 Thumb up Cafe のオンライン個別指導で分詞の用法を完璧に!
分詞の用法は、「修飾される名詞」と「動作」の関係を正確に判断し、-ing か P.P. かを使い分けることが、得点アップの鍵です。
🚀 文法はわかっても、分詞と関係代名詞の使い分けで混乱してしまう方へ
Thumb up Cafe のオンライン個別指導では、
- 「名詞が動作をする(-ing)」か「名詞が動作を受ける(P.P.)」かを瞬時に判断する視覚的なトレーニング。
- 分詞が1語のときと2語以上のときの、**修飾位置(前か後ろか)**を正確に覚える練習。
- 関係代名詞を使った文を分詞句に、逆に分詞句を関係代名詞に、高速で書き換えるトレーニング。
などを 1 対 1 で徹底指導し、分詞を使った詳細で正確な表現ができる力を育てます。
「感情を表す動詞の -ing と P.P. の使い分けが苦手…」という方は、ぜひ一度、Thumb up Cafe にご相談ください!


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